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中国人のジェスチャー

2022年03月30日(公開日2022年03月30日)

BLOG 基礎知識

こんにちは。中国語ホームページ制作と中国向けマーケティングサポートのチャイナボックスです。

中国の方とコミュニケーションをしていると、日本では見ないジェスチャーをしていて戸惑った経験はありませんか?今回のチャイナボックスブログでは、中国の方がよく使う(?)ジェスチャーの一部をご紹介いたします。

中国の伝統的な挨拶

中国の映画やドラマ等を見ていると、左手で右手または左手を右手にあてて、胸の前まで持ってくる動作を目にすることがあるのではないでしょうか。

これは「抱拳礼」と呼ばれる中国の伝統的な挨拶で、武力を表す右手を左手で抑えることで敵意がないことを示すとされています(諸説あり)。

武人は右手、文人は左手を貴とする、めでたい場合とそうでない場合は左右の手を入れ替える、などじつは細かいルールがいろいろあるようです。気になる方はぜひ調べて見てくださいね。

ちなみに中国の方とWeChat で話していると、よくこの抱拳礼の絵文字が送られてきます。

中国人にとっての舌打ち

日本人が舌打ちをすると、「かなり怒っているな~」「威嚇されているのか?」などと感じるのではないでしょうか。

実は中国の方は日常的に舌打ちをする方が少なくないです(もちろん年齢層や文化によってもかわりますが)。

一般的にはあまり深い意味はなく、何かを思い出した時に「そうだ!」というような意味で使ったり、自分の意見を言う際に「ほらね!」「だからね!」というニュアンスを強調したり、何かの作業がうまくいかない時に「困ったなあ」という感情をこめて使ったりする場合が多いです。

本当に怒っている際に使うのかどうかは中国の方か否かではなく、人による部分だと思いますので、上記は参考程度にしてくださいね!

机を拳でトントン

香港映画を見ていると、飲茶をしている場面で相手にお茶を注いでもらった時、机をトントンと軽くたたく場面が出てきます。

これは「ありがとう」といった意味で、少なくとも飲茶の文化が浸透している地域ではメジャーな仕草です。なぜありがとうと言わず机をたたくのか、周囲がうるさくて聞こえないからちか口にだすのが面倒くさいからなど諸説あるようです。

中国の方が使うジェスチャーを知ると、日本の感覚ではわからなかったメッセージが見えてきますね。

チャイナボックスのブログでは今後も中国の文化や中国語に関する豆知識を紹介していきたいと思います。

中国へビジネスを展開する際やホームページやランディングページなどを制作する際も、知っておいて損はない情報だと思いますのでぜひチェックしてくださいね。 次回のチャイナボックスブログもお楽しみに!

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