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中国で忌避されること
こんにちは。中国語ホームページ制作と中国向けマーケティングのChina Boxです。
今回は中国で文化的にタブーとされていることを紹介します。
日本の文化とも共通することがあるかも!?
ホームページ制作や、中国の方と交流する際には気を付けてください。
数字の4
「4」の発音と「死」の発音が似ているため良くないとされます。日本と同じですね。
欧米のエレベーターに13階のボタンが存在しないように、中国のエレベーターにも基本的に数字の4が存在しません。
緑の帽子
緑の帽子をかぶっているのは浮気された人の象徴です。街中でかぶると笑われてしまう可能性もあるので、メンタルが落ちていて笑われることに耐えられないときは避けた方がいいでしょう。
置時計・靴のプレゼント
置時計は中国語で「钟」。「時計を贈る」という意味の「送钟」は「亡くなる、最後をみとる」という意味の「送终」に発音が似ているため縁起が悪く、靴は「遠くに行け」という意味になってしまいます。プレゼントを贈る際には気を付けましょう。
一路顺风
これから飛行機に乗る人に向かって「一路顺风」と言うと、そのまま風に乗ってこの世からいなくなってしまうと連想させてしまうそうです。ぜひ「一路平安」と言いましょう。
字だけ見ると順調に飛んでいきそうなイメージで、つい使ってしまいそうですが、気にする方は多いので覚えておいて損はないですよ!
250
「バカ」のような意味。
キリがいいのでWeChatでお金を送るときなど、うっかり使わないように気を付けましょう。
ワンパターン
これは日本語に限って言えることですが、「ワンパターン」の発音が「王八蛋(愚か者、浮気された男)」に似ているので避けた方が無難です。
由来ははっきりしませんが、一説によると宋代より大切にされてきた八つの徳(孝、悌、忠、信、礼、义、廉、耻)を忘れたバカという意味の「忘八蛋」から派生したとか。
以前、このフレーズが原因で日本の会社でもトラブルが起きたそうですよ。
割り勘のマナー
よく「日本人は建前を大事にする」なんて言われますが、それは中国でも同じです。むしろ、中国の方が建前、面子を重要視しているのではないでしょうか。
中国では割り勘は基本的にNGです。相手か自分のどちらかが全額を払いましょう。
これには、「割り勘だと借りができないので、綺麗に精算されるともうお前に会う用はないと言われてるみたいだ」「細かく割るなんてケチケチしている」という思いがあるようです。
お年玉をもらう時や、食事の会計の時は素直にありがとうと受け取ってしまいたい…ところですが、あまり打ち解けていない人やビジネスの場では「私が払います!」と強く言いましょう。ポイントは体を乗り出すことと、勢いです。これを10回くらい繰り返しましょう。もし支払い権を獲得できず、お会計してもらった時は「本当に払うのに」などとブツブツ言うとより現地の人っぽくなります。
ただ、若い人の間では割り勘(AA制)についての理解が浸透しつつあるので、友達同士では常識が変わってくるかもしれませんね。
いかがでしたか?ホームページを制作する際やキャンペーンを企画する際は気を付けてください。
まだまだ興味深いお話はたくさんあるので、また今度ご紹介したいと思います。
次回のChina Boxブログもお楽しみに!