中国人の日本イメージ
2022年03月30日(公開日2022年03月23日)
こんにちは。中国語ホームページ制作と中国向けマーケティングのチャイナボックスです。
最近『唐人街探偵/東京MISSION』という映画が話題になっていますね。
この映画は大ヒットを記録し、なんと2019年の『アベンジャーズ/エンドゲーム』のオープニング興行収入を超えたそうです。
中国ではこの映画の監督の言動について賛否両論あるみたいですが、日本ではあまりそのような情報がないからかより純粋に面白いと感じる人が多いのではないかという意見もあります。
さてこの映画ですが、シリーズ第三弾となる『唐人街探偵/東京MISSION』の舞台は日本です。妻夫木聡や長澤まさみをはじめとする有名な日本人が数多く出演しています。
街並みはよく海外の映画で見られるような変な日本語は見られなく、○○や〇〇など、よく日本を観察しないと気づかないような細かい部分が表現されています。
では映画に表現されるようなわかりやすい「日本らしさ」以外の部分で、中国の方は日本のことをどうとらえているのでしょうか?
今回のチャイナボックスブログでは中国の一般の方が日本に対してどのようなイメージを持っているのかご紹介したいと思います。
中国人と日本のアニメ
○○年代までは、中国ではテレビで日本のアニメが数多く(というよりもアニメはほとんど日本のものが)放映されていたので、馴染みがある人が多いと思います。鉄腕アトム、デジモン、カードキャプターさくら、犬夜叉、ナルトなどは特によく皆に知られていて、多くの人にとって日本語を勉強するきっかけとなったようですよ。
中国人とショッピング
最近は中国都市部では物価が上がり、日本はあまり変化がないため、「良質なものが安く買える便利な国」とみられはじめている側面もあるようです。いいものが高く買ってもらえるようになると嬉しいですね。
中国人の日本イメージ
日本に長く住んでいる中国人の友だちに、日本についてのイメージを聞いたところ
「体育会系の人がうるさい」「住みやすすぎて中国に帰ると慣れない」「コンビニの食べ物がおいしい」「友だち同士でも遠慮してる」などの答えが返ってきました。
特に人間関係について遠慮していて本音が見えないという意見が多く、生活習慣も見た目も似ているのに奥深くにある考え方の違いが見えた時に戸惑う人が多いようです。お互いに考え方を尊重できるといいですね。
中国人が日本に対して持つイメージの一部をご紹介しましたがいかがでしたか?
中国向けに広告を打ち出したり、サービスを展開したりする場合、相手のことがわかると戦略のイメージがしやすくなるのではないでしょうか。
今回ご紹介したのはごく一部の事例です。政治的な理由やイベントによってその時々で風潮が変わったりしますので、また新しい出来事があればシェアしたいと思います。
ぜひ引き続きチャイナボックスのブログをチェックしてくださいね!下次見!