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中国の食文化~広東省編~

2022年03月30日(公開日2022年03月15日)

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こんにちは。中国語ホームページ制作と中国向けマーケティングをサポートのチャイナボックスです。

今回は中国のことをもっと身近に感じていただくべく、中国広東省の食文化についてシェアしたいと思います。

中国のことわざ「食は広州にあり(食在広州)」

広東省にはさまざまな調理法、具材、レシピがあり、その料理の種類の豊富さやおいしさから「食は広州にあり(食在広州)」という中国語の言い回しが生まれました。

○○や〇〇、○○など日本でも絶大な支持を得ている料理も実は広東省が発祥の地みたいですよ。

また広東省は俗に「足のあるものは椅子以外、飛ぶものは飛行機以外食べる」などと言われています。

もちろん誇張表現ですが、実際に広東省では様々な生き物が調理されています。

蚕やサソリの串焼きやゲンゴロウの炒めなどなど哺乳類や魚類に限らずありとあらゆる生物のメニューがあります。ある生物に依存せず、たんぱく質をとる手段がたくさんあるのはいいことだと思います。

ちなみに蛇のから揚げは臭みがなく、身の少ない白身魚のようでおつまみにもってこいの味でおすすめです。機会があればぜひ試してみてください(お腹には気をつけてください)。

中国広東省の飲茶文化

近年では日本でも飲茶という言葉を耳にする機会が多いと思いますが、本場中国では飲茶とはどのようなものでありどのような捉えられ方をしているのでしょうか。

広東省では休日の(それなりに早い)朝に家族などと飲茶の店に行き、たくさんお茶を飲みながらお茶うけに位置づけられる肉まんや蒸した野菜や湯葉、焼売、もみじ、デザートを食べしゃべってゆっくりする文化があります。

コミュニケーションの場として欠かせないものであり、おいしいものを食べるだけではなくおいしいものを他人と一緒に食べ気持ちを共有することに大きな意味を持ちます。

中国の食卓での思いやり

中国では大人数でご飯を食べる時、同じ食卓にいる子供や親しい人の皿におかずをたくさんとってあげるという中国流のマナー、もとい優しさがあります。

中国の映画ではしょっちゅう出てくる親しさの表現なので、見かけたときは「なんで人の皿におかずをのせまくるんだ…?」と不審がらずに「優しい~!」と思ってください。

以上、中国広東省の食文化についてご紹介しました。

今回は広東省をご紹介しましたが、今度は北方やその他の地域についてもご紹介したいと思います。

それでは次回のChinaBoxブログもお楽しみに!

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